 | | 【行灯シリーズ】鯱(しゃち)
【寸法】H:31cm 【重量】2.2kg
■価格 14,000円(税込)
建物の屋根に飾られる装飾的な彫刻で、虎の頭と魚の体を持つ想像上の生き物です。 鯱は火からの守護や悪霊の追い払うために設置されており、日本の建築文化において重要な役割を果たしています。
●歴史 鯱の起源は、中国の屋根装飾「シビ」にさかのぼり、日本では奈良時代から平安時代にかけてその形が取り入れられました。 戦国時代には、豊臣秀吉が大阪城の天守に金色の鯱を掲げたことが契機となり、鯱は権威や威厳の象徴として広まります。特に名古屋城の金鯱は、その典型であり、1612年に完成したこの城の天守に金色の鯱が置かれました。 また、「鯱」には、『阿(あ)』と『吽(うん)』の二つの表現があります。『阿』は口を開けた雄(男)の鯱を表し、火を噴かせることで、火災から建物を守る力を象徴しています。一方、『吽』は口を閉じた雌(女)の鯱であり、安定と平和を象徴する存在とされています。この二つが一対で配置されることで、相補的な力を持ち、悪霊や災害からの守りを強化する役割を果たしています。
●飾り方・置き方 一般的な配置方法では、屋根の東端(正面から見て右側)には「阿(あ)」と呼ばれる鯱が置かれ、西端(正面から見て左側)には「吽(うん)」と呼ばれる鯱が置かれます。これは、東端には「開口(あくこう)」と呼ばれる吉祥の象徴である鯱が、西端には「閉口(へいこう)」とされる鯱が置かれることで、対になっていることを表現しています。 南北の場合、東西方向に比べると明確な伝統的ルールはやや曖昧になります。建物の正面に立ったとき、右側に「阿」、左側に「吽」を配置するのが基本です。
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